「冠」「婚」「葬」「祭」。「かんこんそうさい」と読みます。
人が生まれてから、亡くなるまで、またその後に行われる家族の催し物を意味します。
「冠」は、人生の節目の儀式。成人式や宮参り・初節句・七五三・入学式・還暦・米寿など。
「婚」は、結婚式のこと。結婚にまつわる結納・見合い・披露宴など。
「葬」は、葬式・法事など。
「祭」は、先祖の霊を祭ること。正月・節分・彼岸などです。
真珠は、この冠婚葬祭の際、とても重宝します。身に着けていく方が多いですよね。
お葬式・法事での真珠のマナー
昔は、基本的に装飾品はつけないとされていたそうですが、
現在は、涙の象徴とされている真珠のネックレスをほとんどの人がつけています。
ネックレスだけでなく、イヤリングやピアスも一緒に着用される方が多いです。
NG避けるべきものは・・・。
①淡水パールのピンクやオレンジ系の色のあるもの。
②派手な印象のゴールド系やたくさん色の入ったマルチカラー。
③バロック型の真珠
④2連や3連のネックレス
⑤ダイヤモンドのついた派手なもの
⑥揺れるタイプのイヤリングやピアス
できれば、あこや真珠の9mm程度までの40~45センチを選びましょう~。
長いロングネックレスも悲しみが長引くという意味合いを帯びていて避けた方がいいです。
タヒチ産黒真珠は、年配の方に人気です。
南洋の真珠はとても大きなものが多いですが葬儀の際は、9~11mmの1連がよいかと思います。
お葬儀や法事で着用するアクセサリーのデザインは、なるべくひかえめなものにし、
ピアスも揺れるものは避け、固定できるものを選びましょう。
髪型から足元まで、装いにふさわしいアクセサリーを着用するようにしましょう。